当社が今回、能登半島地震の特別企画を実施する背景をご説明します。Asterのミッションは地震犠牲者ゼロです。海外では震度4や5でも建物が倒壊したり、街ごと壊滅してしまう程、耐震性が弱い建物が世界中に膨大に存在しています。その為にAsterは世界の耐震性向上に注力してきました。CEOである私は静岡県沼津市出身であり、幼少の頃から東海大地震が来ると言われ続ける環境で育ちました。
祖母の実家は狩野川台風の洪水で家ごと流され全員が一瞬で亡くなりました。親戚で台風慰霊碑を建立し、毎年通い鎮魂の祈りを捧げています。共同創業者の山本も南海トラフ地震で大津波が予想される高知出身で熱意を持って東京大学で地震工学の博士号を取得しました。私たちのPower Coatingを使った『塗る耐震』の革新的な技術は日経新聞のビジネスコンテストで全国優勝したり、Japanコンストラクション国際賞では国土交通大臣から表彰を受けたりしていますので、それなりに知名度のあるスタートアップです。それにも関わらず、日本からの根強い要望に対応してきませんでした。Asterはリソースが限られている為に日本を見捨てているという呵責と葛藤がありました。今回、能登半島地震に関連した2025年元旦に発行される日経MJの防災特集としてAsterを取り上げて頂きました。その中で記者からインタビューを受ける中で色々な想いが巡りました。
そして地元の沼津市にある命のビザで知られる杉原千畝氏と幸子夫人の石碑を想い出したのです。幸子夫人が沼津市出身の為に建立され、今でも多くのユダヤの末裔が祈りを捧げに来ます。目の前の助けを求める人々に救いの手を差し伸べた杉浦夫妻の想いにも触発され、Asterとして日本にも目を向け、微力ながら被災地支援として期間限定で200缶限定でPower Coatingを国内で一般販売する事にしました。納期は2~3ヶ月待って頂く事になると思いますし、海外住宅の研究開発に集中してきたので日本の木造住宅に対して外壁を塗るだけで耐震補強に直接寄与する証拠もありません。その事を承諾して頂き、売上げの一部を能登半島の被災者に寄付させて頂きますので、能登半島地震への支援に賛同をして頂ける方にのみにPower Coatingを販売したいと思っています。寄付先はNPOピースウィンジャパン様か現在、日経新聞社の協力で現地に根ざしたNPOを探していますが、より相応しい方に寄付をさせて頂きます。寄付結果もこのホームページで共有していきたいと思っています。どうか、ご支援、ご協力を宜しくお願い致します。
耐震性を向上させる特殊強化塗料
期間限定2025年1月末まで
200缶限定
能登半島地震寄付
納期は注文を頂いてから2-3カ月後
〒410-0012
静岡県沼津市岡一色825-3
〒104-0061
東京都中央区銀座一丁目12番4号